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「在る」にフォーカスすることで人生激変する。それを教えてくれたのは写真

人生のストーリーは人それぞれ

みんな違う台本を与えられ生まれてきたはずなのに
人と同じじゃないことに不安になり
生きづらさを感じている。
そういう人をたくさんみてきた。

そんな私も
生きづらさを感じながら生きてきた過去がある。

人と違う私はダメ
人と同じことができない私はダメ
まだまだ努力がたりない
あの人みたいになれない自分を受け入れられない

そうやって人と同じものを持ち合わせていない自分を
ずいぶんと責めた。
そんな人生を続けてきたときに出会ったのがカメラである。

ファインダーをのぞいた瞬間世界が変わった。

「みんなを撮ってくれる」と
何気なく渡されたデジタルカメラ。

ファインダー越しにうつる被写体が
キラキラと輝きを放っていたのだ。

「綺麗」

その言葉が頭と心の中でぐるぐるあばれている感覚をいまでも忘れない。

在るを教えてくれたのは写真

ほどなくして私自身
写真を撮ってもらう機会をつくった。
撮るなら撮られる側の気持ちを知りたかったから。

そのときの写真をみて
これまでにない感情が沸き上がってきた。

「いままでたくさん頑張ってきた。
わたしは今のまま、そのままでいいんだ」

誰かと比べるのではなく
自分の中にある美しさを認め受け入れることで
自然と「在る」ものに目が向くようになり
同時に「ない」ものが気にならなくなった。

そして見える世界が変わり
生き方が変わった。

何を見て生きるのか。
視点が変わるだけで
人生の可能性は大きく変わってくる。

あなたの中に溢れる「在る」を知ってほしい。
それを伝えるために私は写真を撮り続ける。

強い女性。それは自分の美しさを知っている人

撮影をご依頼いただいた方からの一文。
「大嫌いだった私を、大好きになりたくて、幸せになりたくて、この十数年頑張ってきました。
その頑張りが努力が、この写真に写っている。そう感じました。
人からどうこうではなく、私が私を好きになった写真でした。
この写真は宝物です」

写真をやっててよかった。心底そう思えた。
いただいた言葉が私の宝物。

肩にのっかったたくさんの荷物を
ひとつひとつおろして
あるがままの姿で生きていく。

自身の美しさを知り、受け入れ
「在る」にフォーカスして生きている人は強い。

あなたはどう生きたいか。
写真で現在地を確かめよう。
そこから行先を決めていこう。

フォトグラファー さかもとなつこ